屋上防水改修工事
屋上防水改修工事は、既存の防水状況によって、改修方法は異なります。また、管理面コスト面など様々な要素から最適な改修工法を選ぶ必要があります。
屋上防水改修工事は、既存の防水状況によって、改修方法は異なります。エコ・ウレックス工業会では様々な既存下地に対応した改修工法をご用意。環境にやさしい防水材でさらに工期短縮、コストの削減を実現した防水工事をご提案しています。
ウレタン塗膜防水の特徴は、液状のものを塗布することで防水層を作るため、継ぎ目のないシームレスな防水層ができることです。また、シートなどの防水と比べ、複雑な形状にも比較的簡単に対応できることから、架台の多い屋上などにも有効です。
防水改修工事において、既存防水層の撤去は騒音や廃棄物の問題だけでなく、工期が長引くなどの影響がありますが、ウレタン塗膜防水はオーバーレイによる施工(かぶせ工法)が可能なケースが多く、汎用性が高いのが特徴です。環境対応はもちろんのこと、工期短縮、コスト削減にも貢献するウレタン塗膜防水工法ラインナップをご紹介しています。
砂付き露出アスファルト防水をウレタン塗膜防水工法で改修する場合、従来は直接施工することが出来ず、ポリマーセメントモルタルや通気緩衝シート等の絶縁処理が必要でした。エバーコート Zero-1H は、砂付き露出アスファルト防水に直接塗布が可能で、シームレスな防水層を形成します。
Zero-1 専用促進剤をエバーコート Zero-1H 立上り用に混入することで、シートジョイント等を厚膜で補強し、全体を エバーコート Zero-1H で直接塗布して高物性でシームレスな防水層を形成します。
塩化ビニル樹脂系シート防水システムは、工場で生産されたシートを貼ることによって防水層を形成します。利点は工場で生産されているので品質が安定していることです。但し、シートを貼り合わせ、固定する技術が必要で、それらの作業によって防水層の出来上がり品質に違いが出ます。
エコ・ウレックス工業会で扱うシーカの塩化ビニル樹脂系シート防水システムは、世界中さまざまなプロジェクトで採用されており、広く認知されています。半世紀以上前の販売開始より蓄積してきた4億m2という累計施工によるノウハウを駆使し、防水システムに対して実施する過酷な耐風圧等の試験結果を元に、「世界で通用する安心・安全な製品と品質」のための研究・開発・改良を行い、その成果として各国の厳格な製品認証を取得しています。